あなたのしている就職活動は果たして本当に就職活動？？？あなたの夢を叶える本当の意味での就職活動とは？

2021年7月20日2021年9月19日

ご興味を持っていただきありがとうございます。孤高のファイナンシャルプランナーX（エックス）です。
今回のお題は「本当に就職活動？？？」です。前回、私の就職活動の体験記を記事にしましたので、その延長で思うことを綴ってみようと思います。（前回の記事はこちら）
「？？？」と付けたのは、私なりに「？？？」のわけがあるのでタイトルにしてみました。
「？？？」のわけが就職活動中のあなたや、転職を考えているあなたの今後の参考になれば幸いです。

私は、新卒で企業に入社、その後別の企業に転職を経て、現在は独立しています。どちらの企業にもそれぞれ10年以上勤務しました。企業への就職・転職という経験をしましたし、会社員・個人事業主・フリーランスとしての経験もしています。自分で言うのもなんですが、学生時代のアルバイトを含めると、世の中のメジャーな働き方はだいぶ押さえた、という感じでしょうか（笑）
あと残しているメジャーな働き方は専業主婦（主夫）と公務員ですね。

私の話はさておき、そんな私なりにここに至るまで気づいたこと、考えたことをお話しします。
日本の就職活動（転職活動）といえば、自分が志望する会社の面接を何社か受け、その中からご縁があった会社に入社、その後に営業や人事、経理などのいずれかの部署に配属されていく、と言うのが一般的ではないでしょうか。私も学生だった当時、「それが当たり前なんだ」と疑うこともなく活動していたことを思い出します。

配属の結果は人それぞれ。希望が叶う方、希望が叶わない方、どちらもいらっしゃると思います。
「仕方ないよね、組織にいる以上、何でもかんでも希望通りにはならないよね。」あなたはそう思うかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。ここでよくよく、よーく「就職活動」の意味を考えてみましょう。
就・職・活動ですから就＋職＝職に就く＝「職業」を選択する、はずの活動です。

なのに実際は、

「職業」を選ぶのではなく「会社」を選ぶ＝就＋社＝「就社活動」になってはいませんか？？？

職業とは、ここでいえば営業・人事・経理といったことが「職業」のはずです。
ところが現実ではあなたにその職業の選択権はなく、会社が握っています。
運よく最初は希望通りの配属（＝職業）が叶っても、それがずっと保証されているということは残念ですが滅多にありません。
「ずっと営業の現場が良かったのに管理職になった」「経理の仕事が好きだったのに人事に異動になった」なんていう話はよくある話です。もしかしたら望まない転勤もあるかもしれません。
そんな制約の中で、あなたはご自身のキャリア・人生を考えなければならないのです。
就職活動というのは、それが真の姿なのでしょうか？

私はそれでは本末転倒だと思うのです。順序が逆なのです。

つまり、

会社を選ぶ　→　職業（配属）が決まる　→　その制約の中であなたが人生を決める、のではなく、

あなたがどんな人生にしたいか決める　→ それを実現できる職業を選ぶ　→ その職業（配属）を選べる会社・働き方を選ぶ

というゴールからの逆算だと思うのです。

もしかすると、あなたの周りには、意識せずにこの順序を実現している方がいらっしゃるかもしれません。
例えば、選択できる代表的な「職業」をご紹介してみると・・・

農林水産業
医師、看護師、介護士、教師
士業
美容師・理容師
料理人
専業主婦・主夫
プロスポーツ選手・・・　　　　　　　　　　　　などなど。

それ以外にも数えきれないほどたくさんの「職業」があるのです。
もちろんファイナンシャルプランナーもその一つだと思います。

ここで私の心の中の叫びを聞いてください。
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子供たちには「将来なりたい職業はなに？」と尋ねてランキングを作るのに、
就活学生には「就職希望ランキング」という名の、実際は「学生が入りたい会社名」だけのランキングを作るという、「なんなんだこのギャップは！？」
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一体人生のどの時点から職業＝会社名になってしまうのでしょう。
子供バージョンだけでなく、就活学生バージョンの「希望する職業ランキング」を作ってほしいと思うのは私だけでしょうか？（笑）

今はどんな大企業に入社しても、先を見通しにくい時代です。退職金はもとより、企業の存続すら保証はありません。
また、在宅勤務やオンライン、兼業・副業などさまざまな働き方が浸透し始めました。
まさに追い風が吹いています。あなたの夢を叶えるチャンスです。
繰り返しになりますが、順序が大切です。

会社を選択する前に、職業の選択を。
職業を選択する前に、人生の選択を。

今回のお題の『？？？』のわけはあなたにほんのわずかでも伝わりましたか？
そういう私も、この考えにたどり着くまではずいぶんと回り道をしたかもしれません。
あなたには、私より近道をしていただきたいと願っています。

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今回も最後までお読みいただき、どうもありがとうございます。また次の記事でお目にかかりましょう。